水漏れがしている場合に点検する箇所としてのご紹介

トイレで発生する水漏れの主な原因としてあげるとしたら以下の点が多く報告されていますのでご案内しておきます。

●パイプからの水漏れ
トイレの給水パイプ管は、止水栓からトイレタンク本体へとつながっているので止水栓との接合部分かタンクとパイプをつなぐ部分のどちらかから水漏れをする確率がかなり高くほとんどの場合がパッキン交換で解消することができます。その他には、ナットのゆるみやフレキ管などの経年劣化によって水漏れが発生する場合があります。
●トイレタンク内の水漏れ
便器内に一筋の水の栓ができていたりトイレタンク内でチョロチョロと音を立てて流れ続けている場合には、タンク内のポールタップやゴムフロートの劣化によって発生していることがほとんどで交換が必要となってくる場合が大多数を占めています。
●ウォシュレットやシャワートイレなどの温水洗浄便座からの漏水
意外と多いのが長年使われていたウォシュレットやシャワートイレなどの温水便座が故障してしまったり給排水ホースやパイプが腐食を起こして水漏れしていることがあります。
使い始めてから、ある程度年数が経っているのでしたら、パッキンから水漏れがしてきているというよりかは本体内部の経年劣化が考えられますので製造メーカーのサービス網に連絡をして修理をしてもらう方が良いのですが、8年以上ご使用の場合には返品交換をする方が望ましくお考えください。
それ以外には、シャワーノズルのフィルターが目詰まりしている場合や操作パネルの故障の可能性もあります。
●床からの水漏れ
トイレの床から水漏れをしている場合は、小便器が便器からあふれ出ていたり便器とフランジの接続部分から滲み出て水漏れがしてきているケースがあります。目に見えない部分ですから、たくさんの排泄物やトイレットペーパーを流した時に流れなかった水が目に見えない部分で溢れ出してしまって便器の隙間から水が漏れ出てくることによって発生することがあります。
●便器本体からの水漏れ
便器に何らかの方に物をぶつけてしまったりネットを便器に入れて熱膨張によってひび割れが発生しその部分から水漏れがしてくる場合もあります。しかし、ヒビが見当たらない場合は、タンクや温水洗浄便座が原因となっていることも想定できますので本体周辺の水漏れ箇所がないかを確認してみることも大切なこととなってきます。

様々なケースでトイレで水漏れが発生してしまう場合があります。その時には、どこから水漏れがしているのかということを見定めた上で正しく対処することが必要となってきますのでわからない場合には最寄りの水道業者にご相談ください。
また当社でも水回りの電話無料相談も実施しておりますのでお困りごとがありましたらご遠慮なくお問い合わせください。

トイレの水の漏れを特定する方法

トイレの水の漏れを特定する方法として、以下のような手順があります。

●トイレの水の供給を止める
水の供給を止めることで、水の漏れが止まり、漏れの場所を特定することができます。
●タンクの内部を点検する
タンクの内部に目を向けて、タンクの内部が漏れているかどうか確認します。タンクの内部に亀裂や破損部分があれば、交換が必要です。
●ボールコックの不良を確認する
ボールコックが不良になると、水漏れの原因になります。ボールコックを確認して、不良があれば交換する必要があります。
●シーリング部分を点検する
トイレの床とタンクの間にあるシーリング部分が劣化している場合、そこから水漏れすることがあります。シーリング部分を確認し、必要に応じて補修する必要があります。
●フランジの不良を確認する
トイレの排水管と床をつなぐフランジが不良になっている場合、水漏れの原因になります。フランジを確認して、不良があれば交換する必要があります。

これらの手順を踏んで、水漏れの原因を特定し、修理することができます。

トイレの水漏れ修理にかかる目安と費用について
トイレの水漏れ修理の費用は、修理内容や地域によって異なります。修理にかかる目安の費用をお伝えしますが、具体的な価格は業者や現地の状況によって異なるため、参考程度にご理解ください。
一般的なトイレの水漏れ修理にかかる費用の目安は、以下のような範囲です。
・パッキンやシールの交換: 1,000円から5,000円程度
・フラッシュバルブ（水流調節弁）の修理・交換: 3,000円から10,000円程度
・タンク内パーツ（フロートバルブ、フラッパーバルブ）の修理・交換: 3,000円から10,000円程度
・フラッシュバルブやタンク内パーツの全体的なメンテナンス: 5,000円から15,000円程度

上記の費用はあくまで一般的な目安であり、具体的な修理内容や地域によって変動することがあります。また、特殊なケースや部品交換が必要な場合は、費用が上記の範囲を超えることもあります。
修理にかかる時間は、修理内容や作業の複雑さによって異なりますが、一般的なトイレの水漏れ修理では数十分から数時間程度で完了することが多いです。
修理業者によって費用や時間が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。また、信頼性や技術力を重視して業者を選ぶことも大切です。