ピンホールで水漏れを起こすことがある
ステンレス製のシンクや流し台は頑丈で穴が開きにくいと思われがちですが、長年のご使用になることによりピンホールが開いてしまったりサビによってもろくなった部分から水漏れが発生してしまうなどと言うサビが原因で不具合を発生することがあります。
サビによって穴が開いてしまうリスクがどうしてもありますので知っておけばメンテナンスを怠ることもないでしょう。
また、過度に漂白剤や塩素系の洗剤を使いすぎてしまうと塩素の成分によってステンレスそのものが損傷してしまうこともあります。油汚れなどをきれいに取り除く時の洗剤の使い方にも十分に注意した上でご使用することが大切ですし、ご使用された後には十分な水洗いをしてから仕上げとして乾いた布で拭いておくとダメージが残ることもないでしょう。
シンク内で発生してしまった水漏れを放置すると被害がどんどん拡大してしまいますので台所の水回りに少しでも異変を感じたのであれば、できるだけ早い段階のうちの応急処置を施してください。何事もなかったかのように放置してしまうことによって知らぬ間に被害が床下にまで進行してしまうことがございます。
部分的な点検をして異常が感じられなかったとしても、念のため水トラブルが起こりうる部品周りを隈なく点検しておくことをしておきましょう。
ステンレス製の流し台やシンクなどをご使用の場合には、水漏れの影響で収納庫やフロアカーペットなどが腐食してしまうことによってカビが発生し悪臭の原因となって健康を損なうリスクがあることをお忘れにならないようにしてください。