シャワーの水圧が弱くなった時の対処
長年お使いになっているシャワーの水量が弱くなってくることがあります。洗面台やお風呂場などシャワーを使う時にだんだんと水圧が弱くなってしまってどうすればいいのかと悩んでしまう方が少なくありません。そんな時にシャワーヘッドの水圧が弱くなった時はどうすれば良いのか言う時の対策について解説します。
●シャワーヘッドを掃除する
単純なことであればシャワーヘッドを分解掃除しましょう。掃除するだけでしたら工具も道具も必要なくはずせます。掃除をする時は、ホースからヘッド部分を外しシャワーヘッドを分解します。部品が多くて複雑だと感じる場合には、取扱説明書やメーカーのホームページを参考にしてみると良いでしょう。
部品を取り外したら歯ブラシに中性洗剤をつけて洗います。汚れがひどくなかなか落ちない頑固な汚れに対しては、セスキ炭酸ソーダ液を汚れている部分に吹きかけて１０～１５分ぐらい放置してから掃除をすると比較的簡単に汚れが落ちる場合もあります。
●止水栓の操作
止水栓を操作することで水圧を変更することができます。止水栓は個別の水道器具に取り付けられていることが多くあります。取り付けられてない場合や止水栓を全開にしても水圧が変わらない場合には、元栓を開栓すれば水圧が強くなります。それでもダメな場合には、本体器具に何らかの不具合が生じている場合がありますので最寄りの水道業者に相談してみると良いでしょう。
大多数の場合で上記を調べれば解決することがありますが蛇口本体に何らかの不具合が発生してしまっている場合や給湯器本体の故障も考えられますので調べてみると良いでしょう。
シャワー水栓の不具合が起きやすい箇所
シャワー水栓の不具合が起きやすい箇所はいくつかあります。カートリッジ部分
シャワー水栓の内部にあるカートリッジは、使用頻度が高いため摩耗や劣化が起きやすく、不具合の原因になります。
ホース部分
シャワーホースには折り曲げや引っ張りなどの負荷がかかり、ホース自体が劣化しやすくなっています。
ハンドル部分
ハンドルは、使用頻度が高いため、摩耗や劣化が起きやすく、操作感が悪くなることがあります。
シャワーヘッド
シャワーヘッドには、水垢や汚れが付着しやすく、詰まりや水漏れの原因になることがあります。
これらの箇所に不具合がある場合は、早めに修理することが重要です。
シャワーの水圧を上げる
シャワーの水圧が低い場合、次のような対策を試すことができます。
1.シャワーヘッドの汚れを落とす
シャワーヘッドが汚れていると、水圧が低下することがあります。シャワーヘッドを取り外して、柔らかいブラシで掃除することで、水圧を改善することができます。
2.シャワーヘッドを交換する
シャワーヘッドが古くなっている場合、水圧が低下することがあります。シャワーヘッドを交換して、水圧を改善することができます。水圧が高いシャワーヘッドを選ぶことがポイントです。
3.シャワーホースの交換する
シャワーホースが古くなっている場合、水圧が低下することがあります。シャワーホースを交換して、水圧を改善することができます。
4.水圧調整弁を取り付ける
水圧調整弁をシャワーヘッドの根元に取り付けることで、水圧を調整することができます。水圧調整弁は、DIY店やホームセンターで購入することができます。
5.水道メーターの水圧調整弁を調整する
水道メーターの水圧調整弁を調整することで、家庭の水圧を調整することができます。水道メーターの水圧調整弁の位置や調整方法については、地域によって異なるため、水道局に問い合わせることが必要です。
シャワーヘッドやホースを交換する時の注意点
シャワーヘッドやホースを交換する際には、以下の注意点に留意してください:
●サイズと互換性: 新しいシャワーヘッドやホースが既存の設備と互換性があるか確認してください。サイズや接続方法が合わない場合、正しく取り付けることができません。
●質の確認: 購入するシャワーヘッドやホースの品質を確認しましょう。耐久性や耐熱性があり、長期間使用できるものを選ぶことが重要です。
●取り付け方法: シャワーヘッドやホースの取り付け方法について理解しておきましょう。取り扱い説明書やインターネット上のリソースを参考に、正確に取り付けることが必要です。必要に応じて適切な工具を使用してください。
●シールテープの使用: 取り付け時には、シャワーヘッドやホースの接続部分にシールテープを巻くことをおすすめします。シールテープは漏水を防止し、接続の密封性を高める役割があります。
●点検とメンテナンス: シャワーヘッドやホースを交換した後は、定期的な点検とメンテナンスを行いましょう。水漏れや異常な挙動がないかを確認し、必要に応じて清掃や交換を行ってください。
シャワーヘッドやホースの交換は比較的簡単な作業ですが、正確な取り付けと適切なメンテナンスが重要です。必要に応じて専門の業者に相談することもおすすめです。
