蛇口の修理・交換をする時で気をつけるポイント
一般のご家庭で使われている蛇口が水漏れなどお水トラブルが発生してしまった時に、自力修理をすることも簡単で修理の知識や技術がない一般の方であっても比較的行いやすいです。しかし、修理に失敗すると二次的被害が広がる可能性もありますので注意が必要です。
二次的被害が発生してしまったら、水漏れを修理するどころか、より高額な修理費用が変わってくる場合もありますので十分注意しなければいけません。
注意する点として以下で掲載しておきますので覚えておきましょう。
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部品を紛失しない
蛇口を分解すると細かいパーツがたくさんありますので紛失しないように気をつけましょう。例えば、ナットやビス、パッキンなど小さな部品が蛇口に組み込まれています。部品を紛失してしまうと正常に組み戻すことができなくなり蛇口から水漏れがしてくる事態に陥ってしまうこともありますし正常に動作しなくなることもあります。
修理する時には、小さな部品をなくさないように注意してください。紛失してしまわないためにも小さな小物入れに取り外した部品をまとめて入れておくことなど対策を講じましょう。
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水道配管を傷つけないようにする
蛇口を取り外しする時など力任せに取り外すと水道配管を傷つけたり折ったりしてしまうことがありますので注意が必要です。水道配管自体が老朽化している場合も蛇口の交換作業をしている時にパイプを傷つける可能性があります。水道配管やパイプを傷つけてしまうと素人では手に負えない事態に陥ってしまって修理費用も高額になってしまうことが考えられます。そうならないためにも水道業者か水道屋に修理依頼したほうが結果的に安上がりになることもあります。
水道配管にトラブルがあった場合には、修理費用が考えてもいなかった高額な水道配管の交換施工になってしまう場合があるので蛇口を交換する時には十分な注意が必要となります。
建物の築年数が30年を超えているような場合には、パイプや水道管が配管が老朽化している可能性が比較的高いので、より注意をして蛇口交換をすることが大切です。
蛇口を長く使うためのポイント
蛇口を長く使うためには、以下のポイントに注意することが大切です。
適切な使用方法を心がける
蛇口を開閉する際は力を入れず、適切な角度で開閉するように心がけましょう。また、適温の水を使用することで、蛇口のパッキンを劣化させず長持ちさせることができます。
定期的なメンテナンスを行う
蛇口の定期的なメンテナンスを行うことで、不具合を早期に発見し修理することができます。定期的に蛇口のパッキンを交換することで、水漏れを防止し、蛇口の寿命を延ばすことができます。
適切な清掃を行う
蛇口は定期的に清掃することで、汚れやカビの発生を防止し、蛇口の美観を維持することができます。ただし、蛇口の素材に合わせた適切な清掃方法を選ぶようにしましょう。
品質の良い蛇口を選ぶ
蛇口の品質によって耐久性が異なります。高品質な蛇口を選ぶことで、長期間使用することができます。
これらのポイントに注意することで、蛇口の寿命を延ばし、快適な生活を送ることができます。
蛇口の吐水口の汚れを掃除するだけでも長持ちさせられる
蛇口の吐水口の汚れを定期的に掃除することは、蛇口の長持ちに役立つ重要な手段です。以下に、蛇口の吐水口を掃除する方法をご紹介します:
●酢や重曹を使用する方法: 酢や重曹は自然で環境に優しい洗浄剤です。蛇口の吐水口に酢や重曹を直接塗り、柔らかい歯ブラシや古い歯ブラシを使用して汚れをこすります。その後、水で洗い流し、乾いた布で拭き取ります。
●口紙や布で拭く方法: 汚れが軽度である場合、湿らせた口紙や布で吐水口を拭くだけでも効果的です。水アカや汚れがついている場合は、蛇口を水で湿らせた状態で拭くと効果的です。
●洗剤を使用する方法: 中性洗剤を使用しても蛇口の吐水口を掃除することができます。洗剤を水で薄め、歯ブラシやスポンジを使用して蛇口の吐水口を優しくこすります。その後、十分に水で洗い流し、乾いた布で拭き取ります。
注意点として、強い酸性やアルカリ性の洗剤や研磨剤は蛇口の表面を傷つける恐れがあるため避けるべきです。また、金メッキや特殊なコーティングが施されている蛇口の場合は、メーカーの指示に従って掃除を行ってください。
定期的な掃除と適切なメンテナンスは蛇口の長寿命につながります。また、水道水の質や水圧に注意し、蛇口の使用後はしっかりと閉めることも大切です。